シルバー人材センター
元気で働くことにより、地域社会との触れあいを高め、いきいきとした生活を楽しむためのシステムです。
(1) 「高齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、設置されている公共的、公益的な団体です。
(2) 企業や家庭、公共団体から高年齢者にふさわしい仕事を引き受け、シルバー人材センターの会員に仕事を提供しています。
(3) 収益を目的としないため、一般的に利用料金が割安です。
(4) 就業や収入の補償はありませんが、各人の希望と能力に応じた働き方ができます。
(5) 働くこと以外にも街路や河川の美化などのボランティア活動を通して地域社会に貢献しています。
(6) 少子高齢化社会の中で、若い世代の子育てを支援し、元気な高齢者が支援の必要な高齢者を支えます。
(7) 高年齢者の技能、技術を高めるために各種講習を実施しています。
会員になりたい方
- 入会にあたって
- ア 原則60歳以上の健康で働く意欲のある方
イ シルバー人材センターの趣旨に賛同していただいた方
ウ 入会説明を受け、入会申込書を提出した方(理事会の入会承認が必要です)
エ 定められた会費を納入していただいた方 - 会員がシルバー人材センターで働く場合は
- ア 会員は、「自主・自立・共働・共助」の理念のもとに、自分の体力・能力、希望に応じて働く事ができます。
イ 会員は、シルバー人材センターから、原則、請負または委任の形式により仕 事を引き受けます。
ウ 一部シルバー人材センターでは派遣も行っています。
エ 各会員に公平な就業機会を提供するため、通常、ローテーションで就業し、ひとつの場所で長く就業することはできません。
オ 会員として1ヶ月に働くことができるのは、おおむね週20時間未満、または 月10日程度の簡単な作業に限ります。
カ 会員は引き受けた仕事を責任を持って完成または遂行し、その仕事内容によって分配金(派遣の場合、賃金)を受け取ります。
就業規約とシルバー保険
○会員が安全・適正に就業できるように、センターには会員の総意によって定められた就業規約(約束事)があります。
○就業で万一けがなどをされた場合は、シルバー団体傷害保険(シルバー保険)で対応します。ただし、シルバー保険では補償できない場合もありますので、適用範囲についてはシルバー人材センターへお尋ねください。
シルバー派遣事業
「シルバー派遣事業」とは、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、群馬県長寿社会づくり財団(群馬県シルバー人材センター連合会)が、行う労働者派遣事業です。なお、「シルバー派遣事業」における手数料率は20%です。
適正就業ガイドラインについて
請負、委任、派遣、職業紹介別の働き方の違いなど、シルバー人材センターで働く高齢者の適正な就業を確保するために留意すべきポイントをまとめたものです。