公益財団法人群馬県長寿社会づくり財団
高齢者が活躍できる社会づくり
社会参加活動を始めるシニアの方へ
当財団事業参加者に、これから社会参加活動を始めるシニアの方へのアドバイスを伺った結果をまとめましたので、参考にしてください。
(★をクリックすると、アドバイスの詳細を見ることができます。)
★ 「積極的に参加する」
興味があったら、まず一歩踏み出してみることが大切だと思う。
仕事をリタイヤしたら、あまり間をおかず出来るだけ早く活動を始めることが望ましい。
まず参加してみると得るものがきっとある。
家にいるだけでは楽しいことも幸せも少ない。外出することで人と会え、楽しいことや会話もあり笑うことも出来る。
★ 「楽しんで参加する」
活動を始めた方は意欲的な人だと思うので「楽しめる活動」を選択してもらいたい。
やりがいを求めて自身や周囲に無理のない範囲で楽しむ。
ゆっくりと長く無理せずに続けられる事。楽しいことが一番だと思う。
★ 「無理をしない」
シニアになると身体の自由がきかず行動は遅くなる。耳は聞こえづらいなどお互い様なので他の人を責めない、助け合う。
自らの身体に相談しながら続けてほしい。
まず、やってみてほしい。続くようならやればいいし、だめなら次を考えればいい。このようなサークル(団体etc)があるといいのではと提案するなど、自分から進んでやると、何かが開けると思う。
自宅から近い場所で気軽に参加できるとよい。
例えば道路清掃などは、法令など考えずにコツ・コツ無理せずと始めればよい。
★ 「興味のあるものから参加する」
趣味を生かして充実感を持ってもらいたい。
まず興味のあることに一歩を踏み出すこと。
先ずは自分の得意分野を見直す。それによりどの人に対して何が出来るかを考えてみる。
興味があったら、誘われたら、一歩踏み出してみる。
自分の好きな事をする。学習意欲を常に持つ。
★ 「健康第一」
第一に健康。今までの技術・経験を生かすこと。
先ず健康で体力を付けておくことと特技をみがいておくこと。
まず自分自身の健康に注意し、出来る事から始めたらいいと思う。
まず自分の体調をしっかり確かめ、いそがず、あわてず、ゆっくりやる。
★ 「新たな仲間をつくる」
社会的な背景をよく説明し「あなたの力を貸してください」を繰り返しアナウンスすること。
他の人の意見をよく聞き、笑いのある仲間を作ることが大切。
★ 「自分の経験を活かす」
友人等に積極的に自分のやっていることを言葉に出す。そして自分からやっていかないと皆ついてこない。何事も勇気をもって行動する。
今までの人生経験(楽しい事・悲しい事)がすべてむだではなく、経験してきた分良い味になっている。前向きに前進するとよいと思う。
相談をされ自分の経験を生かして答えてあげる。まわりに相談にのってくれる人は少ないのでよく聞いてあげる。
★ 「地域の活動に目を向ける」
移動しやすく近場の活動であること。
長く続けるためには、住んでいる地域での活動が望ましいと思う。
★ 「その他」
やりがいや有用感をそれぞれに与える工夫が必要。
ボランティアというより、自身の健康維持の助けになることが多いので、「してあげる」のでなく「させていただいている」との姿勢でいること。
新しく参加を希望する方たちが入りやすいよう慣れても強いグループを作りたがらないこと。
ボランティアは他人のためでなく自分のために行うこと。
参加する、興味あるものでも交通手段(運転免許返上や家人からの運転規制等で)が減少し、コロナの影響もあり、誘いあう機会を得ることが難しい。(依頼することに遠慮がある)
何事においても日常生活の中で好奇心を持ち続けることが必要。
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